あかり農園

　自然を学ぶことは自分を知ること。

　　 　  知る喜びは健やかな

　　  　 心と体を育みます。

　あかり農園では、放課後等デイサービス（あかり学舎）と連携を図り、学校休校日等を利用した体験会に対応しています。そして、この体験会が子供たちの貴重な経験や学びの機会となるよう努め、収穫した農作物は放課後等

デイサービス（あかり学舎）の教材としても活用して自立活動および作業学習の効率化と定着を図ります。

　また、より実践的な自立活動の支援としては、子供たちの将来を見据えて生産活動にも取り組みます。こちらも放課後等デイサービス（あかり学舎）と連携するもので、活動内容は商品開発の企画、製造と販売となります。この一連の流れを子供たちの習得状況に合わせて行い、自立に必要な能力の向上を促します。

　あかり農園は、東京の放課後等デイサービス（あかり学舎）を卒業した後も、子供たちの活動の場（居場所）として機能するために、生産活動をビジネス展開して、安定した収益化を図り就労の支援にも対応します。

　そして、あかり農園および放課後等デイサービス（あかり学舎）で、みんなと共に過ごし経験する機会を通して個々で異なる多様性を認め合い、かつ全体で共有し得る価値観を見出し、障がいの有無に関わらず誰もが平等に働くために生じる個々と全体との間に必要な「差」を含む新たな価値観を創造します。

　あかり農園で大切にしている学びには「自然と人との関係」と「未来の健康づくり」があります。 私たちは根本的に東洋医療にも携わりますので、農園活動においても「自然の摂理や四季の農作物についての学び」に加え「人の心や体」のことについても学びます。

　古来より東洋には「自然と人とは一つである（天人合一）」また「心と体は一つである（心身一如）」といった思想があり、 相互のバランスを保つことの重要性を説いていました。 これは、自然現象の変化は人の体調の変化にも影響し、心が病めば体も病みその逆も同様である ことを意味しており、これら相互のバランスのくずれが心身の不調や疾病を引き起こすと説いたものです。

　あかり農園では、これら自然と心身の調和の大切さを学ぶことで、子供たち各々が暮らす地域にも関心を抱き、自然を尊ぶ気持ちを養い、健やかで豊かな心と体を育みます。